高校生 妊娠

自己紹介

こんにちは。
ホームページに来てくれて、ありがとうございます。

 

私は今19歳で、2歳半の男の子を育てているシングルマザーです。
高校1年生の頃に妊娠がわかり、当時付き合っていた彼氏と相談とケンカを繰り返し、中絶も覚悟しましたがやはり授かった命は自分の手で育てていきたいと、産むことを決意。
彼氏とは出産前に別れることになり、双方の両親同士もとても険悪ムードになってしまいましたが、産まれてからはある程度の援助はしてくれています。

 

お腹が目立ち始める前に、私は高校を辞めました。
仲良かった数人の友達には理由を話していて、ヒかれるんじゃないかと思ったけど今も関係は良好。
子供と遊んでくれたり、すごく助かっています。

 

高校を辞めてからしばらくは両親の援助の元で生活を続けていました。
もちろん今も実家住まいですが、当時からもう子供がいる親になる以上、無償で援助されてばかりいるわけにはいかないと思っていました。
学歴も何もない私は就職しようにも雇ってくれそうなところなんてありません。
最悪風俗しかないかも…と思っていましたが、相談相手の友達からの引きとめもあり、その考えは捨てることに。
しかしどうすれば…と悩んでいたところで、スーパーで買い物中にふと目に留まったのがユーキャンのフリーペーパー。
そうだ!まずは資格を取ってみよう!と久しぶりにポジティブになれた私は、そのフリーペーパーを持ち帰りじっくり読んでみました。

 

妊娠中の体だったため家で勉強できる通信講座は都合が良かったです。
何を勉強するかなど含め両親に相談し、受講費用の負担もお願いすることになるのでなるべく安く済むものを検討。

決めた資格は保育士だったのだけど…

これからの子育てにもきっと役に立つだろうと、勉強する資格は保育士に決めました。
受講費用も比較的安く済むようで、両親の負担も軽くなるのではないかと思いました。

 

早速ユーキャンのホームページから申し込みです。
本来なら資料請求や問い合わせなどしてから申し込みって流れなのかもしれませんが、私は保育士!と決意が固かったので即申し込みました。
しかし、ここで問題発生です。
私の生年月日などを見て連絡があり、どうやら保育士の試験を受ける条件を満たしていないとのこと…。
仕方なくキャンセルし、他の資格への挑戦を考えることとなりました。

改めて決めたのは医療事務

結局、医療事務にすることに。
CMでもよく見かける資格でベタですが、就職強いという点がアピールされていたのが決め手です。
確かに産婦人科に通ってた近所の総合病院にも、求人の張り紙がいつも出ていました。
受講費用も5万円と安い。

 

改めて申し込みをし、今度は全く問題なく教材一式が到着。
家にいるだけで何もしていなかった私は、その日から勉強に夢中になりました。
通信講座なんでマイペースに勉強できるのを魅力に挙げられていましたが、私は毎日7〜8時間はテキストに向き合っていたと思います。
その分、通信講座にしてはぐんぐんと勉強が進み、標準期間半年のところを1ヶ月半くらいで終わってしまいました。
でも資格試験の日程までまだ余裕があったので、復習を1日2〜3時間しながら過ごしていました。

 

そして、資格試験です。
年6回あるので、最短なら2ヶ月弱で合格できるこのスピーディさは魅力かもしれません。
さらに、試験の申し込みまで知らなかったのですが、ユーキャンでは在宅受験な上にテキスト見ながらでオッケーで、不合格になりようがありません。
絶対落ちてなるものか!と猛勉強と復習していましたが、あそこまで頑張る必要なかったなーとちょっとがっかりでした。

 

試験は当然合格。
晴れて、医療事務管理士の資格を取ることができました。

出産と就職活動

医療事務の資格取得を終えた頃には臨月近くなっており、お腹もかなり大きくなっていました。
そういう点でも在宅受験はありがたかった。

 

陣痛はこの世のものとは思えないほど想像を絶する痛みでしたが、それも無事出産を終えると素晴らしい経験ができたと思いました。
わが子との対面を果たした時の感動は忘れられません。
父親はその場にいませんでしたが、両親が駆けつけてくれていて、共に喜んでくれたのも嬉しかったです。

 

退院してからは実家で母に色々と教わりながら子育てです。
私の子は早かったみたいで3ヶ月くらいから夜泣きが始まり、毎晩起こされ最初は愛おしさもありましたがだんだんしんどくなってきますね。
これがもし仕事をしている身だったらと思うと、とてもじゃないですが体力的にどうにもならなくなっていたでしょう。

 

出産半年後にはだんだんと子育てのペースが掴めてきて、生活が落ち着いてきました。
そのタイミングで、就職活動を開始。
小さな病院だと急な休みが欲しい時に困りそうだったため、なるべく総合病院で探すように。
まずは出産した病院が近いし良いだろうと応募しました。
すると、面接してもらった方が私が妊娠中通っていたため見覚えがあったそうで、出産でお世話になった話で盛り上がり、その場で採用が決定。
これで両親に少しだけど毎月生活費を渡すことができると思うとありがたくてありがたくて、笑いながらうれし泣きしました。

仕事開始

採用が決まった翌月から出勤。
時間は9時〜15時の6時間と、比較的短めなのがありがたい。
これが個人医院とかだと8時間以上の勤務が多いようなので、短時間勤務であったり時間に融通がきくところで働きたければ大きな病院がいいと思いますね。
大きな病院はそれだけ人員が揃っていますし。

 

医療事務の仕事内容は、何も知らない人からすると意味不明なことばかりですが、資格を持っている人なら難しいことは全くありません。
どちらかと言うと使うパソコンの操作でつまずいてしまうと言う方が多いんじゃないでしょうか。
それも現代人ならほとんどないと思いますけども。

 

時間の融通がきいて、仕事内容は簡単。
しかも大きな病院だと患者さんが多いから次々とやるべきことができ、暇疲れすることがない。
すごく魅力的な仕事だと、就職してから実感しました。

 

ですが、微妙な所ももちろんあるんですよ。
それは給料がやや低いことと、診療報酬点数というのが定期的に改定されるため、その都度勉強をしないといけないこと。
デメリットというほどのことではないですけど、不満に感じる人はもちろんいるでしょうね。
ちなみにこの診療報酬点数の改定があるというのが原因で、医療事務の資格を取っても意味がないと言う人がかなりいます。
特にネットで医療事務の資格について調べていると必ず目にする意見です。
が、資格を持っていないと医療事務として採用されることはまずないと言えますし、持っているだけで採用の可能性が高くなるのは確かなので、意味がないということは絶対にありません。
私は医療事務の資格を取ろうとしている人がいたら、自信を持ってオススメだよと言えます。
家で試験が受けられるなど、特に妊娠中に資格を取りたい人にはぴったりだと思います。

初任給の使い道と現状など

もちろん、両親への恩返し。
資格は取ったもののとても合格率の高い初級者向けのものであることと未経験ということで、初任給は12万円と安かったですが、今までアルバイト経験すらなかった私からすれば大金です。
両親へ家賃代わりに4万円と父へは1万円のネクタイ、母には2万円のネックレスをプレゼントしました。
特に父は泣きながら喜んでくれて、私も涙が出てきたものです。
息子にはおもちゃをプレゼント。

 

今も同じ病院で働いていますが、周りに比べて若いのが原因で、たまに患者さんから嫌味のようなことを言われるのが悩みです。
私としては一生懸命働いているつもりでも、そう見えなかったりするのでしょうね。
先輩がかばってくれるので、それほど気にはしていないのですけども。

 

それと、研修医として勤めている男性と今仲良くしていて、毎日LINEでやり取りしています。
私としてはもう少しお互いを知った上でお付き合いできれば…なんて考えているのですが、やはり子供がいることは伝えていないので不安です。
なかなか受け入れてもらえることではないでしょうけど、このままずっとシングルマザーと言うのは嫌なので、いつかは良い縁に恵まれたいですね。
子供にも父親が必要になってくるでしょうし、私も一番傍で支えてくれる存在がほしいですから。
普通の夫婦のような暮らしもしてみたいですし。
そんな小さな夢を持ちながら、これからも頑張っていきたいと思います。

妊娠中に資格を取ることについて

これはもう、絶対やるべきじゃないかと。
私は取って良かったと思いますし、取っていなければ家でだらだらと子育てをするだけの生活になっていたことでしょう。
両親への恩返しも毎月続けられていて、子育てで面倒をかけているにも関わらず、仲良し家族でいられています。

 

人それぞれ色んな事情があると思います。
でも、資格を取ったことが間違いだったなんて思うようなことはありえないんじゃないでしょうか。
オススメは趣味的な資格ではなく、出産後の就職に役に立つ資格ですね。
医療事務はネットでは微妙な意見が多いですけど、現実はとっても役立つ良い資格ですよ。
私はもう少し経験を積んだら、医療事務の資格としては一番取得が難しいと言われていて、持っていると給料が上がるくらい影響力のある、「診療報酬請求事務能力認定試験」というのに挑戦してみようと思っています。
これさえ持っていれば間違いないと言っても良い資格なので、出産後の仕事は医療事務をやりたいと思っているなら、妊娠中からでも取得を考えておくと良いと思います。